お肉よりヘルシー!
ニンニク感たっぷりの野菜餃子
まずは定番の焼き餃子から。お肉より野菜をたっぷり食べたい!というときにおすすめなのが、ラーメン店「越後秘蔵麺 無尽蔵」の「野菜餃子」。「越後秘蔵麺 無尽蔵」と言えば、ツルツルシコシコの麺が有名ですが、ラーメンと一緒に食べたい餃子にもこだわりが詰まっています。野菜をふんだんに使用した餃子は、無尽蔵が依頼する工場にて作られ、蒸しあげ後に急速冷凍することで野菜のうま味をギュっと閉じ込めているんだそう。
定番の醤油・酢・ラー油を合わせたタレにつけていただきます!さっぱり食べたいときには、コショウと酢という組み合わせもおすすめなんだとか。ラーメンはもちろん、ご飯との相性も抜群!ご飯にワンバンさせてからの餃子は最高です!もちろん、キンキンに冷えたビールと合わせても◎
食べ応えもしっかりあるので「今日は、餃子を食べたい!」という日にぴったりです。
「ニンニクとニラがしっかり効いていて、なかなかパンチのある餃子。ラーメンに焼き餃子は欠かせない!でも、ヘルシーさも大事…という欲張りさんにおすすめです」
つるんとした喉越しがたまらない!
海老水晶蒸し餃子
次は、上海料理を基本に、広東、四川、北京などの調理技法を掛け合わせた中国料理が食べられる「中国料理 謝朋殿」へ。
今回チョイスしたのは、「海老水晶蒸し餃子」。海老、生姜、ネギが入った蒸し餃子です。コロンとしたフォルムが可愛い!透き通るような生地で見た目も涼しげ。独特な包み方は、広東スタイルなんだとか。
おすすめの食べ方は、酢醤油。醤油に辛子を合わせてもおいしく食べられるそう。ということで、さっそく編集部スタッフもいただきます。つるんとした喉越しに、ぷりぷり・もちもちな食感がたまりません!焼き餃子だとちょっと重い……というときにもぴったり。何個でも食べられちゃいそうな勢いです。あともう一品何か食べたい、というときにも良さそう。
「ぷりぷり、もちもち食感が最高です!暑くて食欲がない日でも、これなら食べたい。海老を使っている蒸し餃子だから、ヘルシーでローカロリーなのも嬉しい。油っぽい焼き餃子は苦手という人にもおすすめです。女性ウケ抜群な餃子!」
夏の定番!
さっぱり食べられる、しそ餃子
3店舗目は、moriのフードコート内にある「餃子坊 香港亭」。人気メニューの「しそ餃子」をいただきます。しそ餃子というと、餡のなかに刻まれた大葉が入っているイメージですが、こちらでは大葉を丸ごと一枚使っているんです!さらに、小ぶりの海老が丸ごと入っているという贅沢なつくり。大葉の爽やかな香りが広がる、夏にぴったりな餃子です。
日本人向けの焼き餃子なので、さっぱり、あっさりと食べられるのが魅力。さらに、餃子のタレもオリジナルで作っているのだとか。黒酢と醤油に、隠し味として練り辛子をプラス。餃子の味わいが引き立つタレになっています。ピリ辛好きな方は、食べるラー油をつけても◎(結構辛いのでご注意を!)
常連さんは、このしそ餃子と一緒に海老やピータンのお粥を頼んでいく人が多いんだとか。とろとろお粥に、爽やかなしそ餃子。間違いなくおいしい組み合わせです!
「想像していた以上に、しっかり“しそ”!皮ももちもちしていておいしいです!焼き餃子ながらも、あっさりめなので女性でも意外とぺろりと食べられちゃいそうです」
熱々餃子をそのままに!
鉄鍋棒餃子
次にやってきたのは「紅虎厨房」。紅虎と言えば、やっぱり「鉄鍋棒餃子」!ということで、もちろん今回も「鉄鍋棒餃子」をいただきます。熱々の四角い鉄鍋に敷き詰められた大きな餃子はインパクト大!白菜をベースとした餡には、ニラや玉ねぎに加えて、食感にアクセントをつけるために春雨や山クラゲが入っているんだとか。お肉は、豚ひき肉。パサつかないように背脂をプラスするというちょっとしたひと手間も。たっぷりの具材をしっかりとした生地に包んで、パリパリに焼き上げています。
熱々の鉄板の上でジュージューと焼ける、本格的な餃子がフードコートで食べられちゃうなんて嬉しい!下味が付いているので、そのままでも食べられますが、お醤油+お酢をつけるとあっさりとした味わいに。絶対的な看板メニューというだけあって、ひと口食べるとやみつきになる人続出です!担々麺など、辛い料理と一緒に頼む人も多いんだとか。
「看板メニューというだけあって、食べ応えがしっかりとあるジューシーな餃子。鉄鍋で出てくるので、熱々のまま食べられるのも嬉しいです!これは、ビールが飲みたくなる〜〜!ガッツリ食べたい人におすすめです」
まるで小籠包!?
旨みが詰まった汁汁餃子
ちょっと変わり種の餃子を味わいたい、というときにおすすめなのが「揚州商人」の「汁汁餃子」!読み方は、「じゅうじゅう」餃子です。(※間違っても、しるしる餃子ではないので注文時にはご注意を!)
こちらの汁汁餃子は、上海の小籠包からインスピレーションを受けて作られたものなんだそう。なんと具材はお肉のみ!野菜が入ると肉汁が出なくなってしまうため、あえてお肉だけにしているんだそう。
まさに小籠包的な感覚の餃子です。「小籠包=蒸し」、「汁汁餃子=焼き」なのが、大きな違い。具材は小籠包と一緒で、皮は小籠包と同じく伸縮するので、ふっくらと仕上がります。
食べるときも小籠包と同じように、レンゲの上に汁汁餃子を乗せてから、お箸で皮を破ります。もちもちの皮を破ると、なかからジュワっと肉汁が溢れてくるので、まずはそのスープを啜って。そこから、いよいよ餃子へ!しっかり冷ましたら、パクッと一口でいただきます!お好みで醤油、ラー油などの調味料をつけますが、黒酢だけで食べてもさっぱりとしておいしい。
「具材はお肉だけというだけあって、食べ応えあり!普通の餃子では物足りない、という人におすすめです。もちもちの皮を破ると、なかからジュワッと旨みの詰まった肉汁が!これはやみつきになりそうです。ビールと合わせるのも良いけど、さっぱりとした烏龍ハイとの相性も良さそう」
食べ始めたら止まらない!
無限おつまみ、パリパリ餃子
最後に紹介するのは、大阪発祥のお好み焼き専門店「千房」。お好み焼き屋さんなのに、餃子!?と思われる方もいるかもしれませんが、千房の「パリパリ鉄板餃子」はお客さんからも圧倒的な支持を集める大人気メニュー。なんと、千房全店で年間7万食売れているんだとか!これは食べないわけにはいきません!ということで、さっそく編集部もチェック。
まず気になるのが、このシルエット!薄い春巻きの皮の間に具材がたっぷり詰まっていてお煎餅みたいな感覚。パリパリと無心で食べられちゃいます(笑)。
この食べやすさがウケて、海外のお客さんにもファンが多い餃子なんだそう!
「味に楽しさを盛り込む」をコンセプトにしている千房。鉄板の上で何を表現できるのかを追求した結果、餃子もこの形になったんだとか。
名物のとんぺい焼や、ねぎ焼などの他の鉄板焼きメニューよりも早く提供できることから、スピードメニューとしても大人気。とりあえず乾杯したいときのおつまみにぴったりです!このパリパリとした食感がやみつきになります。オリジナルで作っているという特製タレの味わいも絶妙!ラー油の効いたピリ辛タレがパリパリ餃子にマッチします。これなら、何枚でも食べられる〜!おかわりで注文する人が多いというのにも納得です!
「パリパリ感がたまらない!ビールとの相性間違いなしの絶品おつまみです。この絶妙なパリパリ具合を、熱々の鉄板で作るのはかなり難しそう……、技術賞をあげたい(笑)!お好み焼きを食べる前のおつまみとして絶対に頼みたいメニューです」