癒しといえば、やっぱり猫! ということでやってきたのは、レイクタウンmoriにある「猫カフェ モカ」さん。
とってもおしゃれな内装で、素敵!
今回お話を伺ったのは、猫カフェ モカの店長・木村さん。
「一般的な猫カフェは、猫ちゃんたちと触れ合うということがメインになっているかと思いますが、猫カフェ モカは『猫と過ごす豊かなひととき。普段過ごす日常のなかに猫ちゃんを』というのがお店のコンセプト。なので、店内にも漫画があったり、絵本があったり。猫と触れ合わなくても楽しめるスペースづくりを意識しています」
Wi-Fiや電源も完備されているのでワークスペースとして利用する人も多いんだそう。仕事の合間の一息つきたいときに、猫ちゃんたちが隣にいるって幸せですよね。
現在カフェにいるのは、25匹・12種類の猫ちゃんたち。さまざまな種類の猫に触れ合えることから、猫を飼う前に見に来られるお客様も。飼いやすさや育て方などについて質問されることも多いそうです。
「日常ではなかなか触れ合うことができない種類の猫をお世話できるのも、猫カフェで働く魅力。お世話をするなかで獣医さんとお話する機会も多く、大好きな猫ちゃんに関する知識も蓄えられています。細かいところで言うと、心拍の測り方や耳掃除の仕方などまで。日々勉強させてもらっています。この仕事をしていなかったら知り得なかったこともたくさんあるので、本当に猫カフェに携わっていて良かったな、と思っています」
身体のことはもちろんですが、精神的なケアまでを求められるのが、この仕事。営業終了後にスタッフたちが1対1で猫と遊ぶ時間を取ることもあるんだとか。
「新しい子猫ばかりを可愛がっていると、先住猫が嫉妬してトラブルになることもあるんです。なので、みんな対等に可愛いんだよ、という気持ちを持って触れ合うようにしています」
自由気ままなように見えて、意外とヤキモチ妬きな猫ちゃんたち。かと思えば、先輩猫が新入り猫ちゃんたちの指導にビシビシと当たってくれることもあるんだとか。なんだかツンデレで可愛いですよね。
ちなみに、カフェ内で販売している「猫アイス」は、猫ちゃんたちの大好物。すごい勢いで食べてくれました。誰でもあげられるので、ぜひ猫アイスで猫ちゃんたちと仲良くなってみてください(笑)。
ところで……、猫カフェの主役となる猫ちゃんたちは、日々どんな感じで出勤しているの?ということで、1日のスケジュールについても教えてもらいました。
営業が終了し、スタッフが帰宅したらそれぞれお気に入りの休めるスポットでゆっくり身体を休ませます。
「猫」と一言で言っても、人間と一緒で性格はそれぞれ。今回は、猫カフェ モカで働く猫ちゃんたちのなかでも、推し猫をチラ見せしちゃいます。
猫ちゃんたちの名前は、YouTubeライブでお客様たちから募集しているんだそう。そのなかからいくつか候補を絞り、店舗に来たお客様たちが投票。実際に自分が投票した名前が付けられたら、思わず愛着が湧いてきちゃいそうです。ぜひみなさんも参加してみてくださいね!
日本初のマイクロブタカフェ「マイピッグカフェ」の4号店がレイクタウンkazeにあるって、知っていました?
普段なかなか触れ合う機会がないマイクロブタさんにも、せっかくなら会いたい!
ということで、さっそくお邪魔してみました。
お話を伺ったのは、店長の前川さん。
「マイクロブタというのは、イギリスで主流の「小さなブタさん」なんです。ブタというと、日本では家畜のイメージが強いですが、マイクロブタはペットとして飼えるサイズのブタさん。ワンちゃんや猫ちゃんと同じようにペットとしてマイクロブタが広がれば、という想いからスタートしたのがマイピッグカフェです。なので、ここにいるブタさんたちも、いつかは新しいおうちに迎え入れられることに。それまでの保育園的な役割を担っているのが当店なんです」
それだけにスタッフの皆さんも、「ブタさんたちのことを知ってほしい!」という想いが強く、接客にも力を入れられているんだとか。
「初めてマイクロブタに触れ合う方がほとんどなので、お客様の反応もそれぞれ。『こんなに人懐っこいんだ!』と感動されることもあれば、『こんなに大きくなるなんて…』と驚かれることも。家族の一員として迎え入れるためにも、良い面も悪い面もしっかりと見てもらいたいな、と思っています」
たしかに、想像していた以上に大きい!マイクロブタだからといって、よく知らないままに飼うと大変なことになってしまいそうです。
暖かいところが好きということで、カフェに座るとすぐにブタさんたちが膝のうえに乗ってきます。基本的には、兄弟で一緒に動くそうで、膝のうえは常に3~4匹のブタさんたちでいっぱいの状態に(笑)。なかには、そのまま寝ちゃうブタさんも。
編集部員一同「ブタを飼う」という発想はなかったのですが、最近はペットとして迎え入れたい!という人が増えてきているのだそう。
「ブタさんたちは頭が良く、トイレの場所はもちろん、お座りや待てなども覚えさせられます。基本的には、褒めて伸ばすのが大事(笑)。お世話の仕方としては猫ちゃんに似ていると思います。ただ、ブタさん特有の病気があるので、基本的には室内飼いを推奨していて。飼うとなったら自由に動き回れる場所を確保するということは重要です。
お手に入れは耳掃除や爪切りを週に1回程度。お風呂は、入れすぎると乾燥してしまうので月に1回ほどで良いと思います」
なんだかハードルが高そうなマイクロブタの飼育ですが、引き渡し後のサポート体制もしっかりと整えられています。
「『mipig owners』というアプリを活用してもらうと、ブタさんの健康管理やチャットでの飼育相談などができるようになります。マイクロブタを飼っている方と繋がることもできるので悩みを気軽に相談することも可能。マイクロブタを通じて、コミュニティができていますよ」
マイクロブタカフェで過ごすブタさんたちの1日についても聞いてみました。
ちなみにブタさんたちは1日の睡眠時間がとっても長く、登園してもほとんど寝ているそうです(登園中も、帰りたくなったらいつでも帰宅可能という好条件!羨ましいです)。
人間と一緒で、幼い頃から可愛がられてきたブタさんは甘えん坊になったり、雑に扱われると乱暴になったり。人との距離感によっても性格は変わってくるんだそう。そのなかでも、今回はマイピッグカフェ レイクタウン店イチオシのブタさんをご紹介!
日常ではなかなか触れ合うことがないマイクロブタ。思っていた以上に人懐っこくてびっくりしました。ブタを飼ってみたいという方はもちろん、そうでない方もぜひマイクロブタに会いに行ってみてください!
猫カフェやマイクロブタカフェもいいけど、やっぱり我が家のワンちゃんが一番!という人は、レイクタウン アウトレットにある「DOG DEPT」へ。店内は、もちろんワンちゃん連れでOK!
アウトレットのなかはワンちゃんを連れて歩けるので、お散歩ついでに立ち寄る方も多いよう。雨の日でも気軽に楽しめるのが良いですよね。愛犬と一緒に楽しめるカフェには、ワンちゃん用のメニューも用意されています。
ワンちゃん用のメニューは、お肉とお野菜を素材そのままに楽しめるよう、味つけを加えていないので低カロリー。店内でお肉をこねるところから手がけているということで、安心・安全なのも嬉しいポイントです。
なかでもワンちゃん人気がNo.1のメニューが、「エゾ鹿スティック」(写真左)。鹿肉、ブロッコリー、人参から作られています。
鹿肉は、鶏肉や豚肉に比べてもアレルギーが出にくく、香りが強いのでワンちゃんたちの食いつきも良いんだそう。「チキンスティック」(写真右) は、鶏肉、豆腐、人参、ブロッコリーを使って作られたスティックで、こちらもワンちゃんたちから人気のメニュー。ヘルシーな食材で作られているのが良いですよね。
季節に合わせてワンちゃん用の限定メニューも用意されるそうで、夏にはジェラート、秋にはハロウィン仕様の特別メニューなどが楽しめることも。カフェに訪れるたびに新しい発見がありそうです!
カフェでも主役は、やっぱりワンちゃん!スタッフもみんな大の犬好きということで、接客時にはワンちゃんとスキンシップをとることも大切にされているんだとか。ときには、お客様の愛犬同士が仲良くなることも。犬好きな人たちが集まる空間ができ上がっていて素敵です!
来店されるお客様のワンちゃんたちはみんな身につけているお洋服も可愛い!
DOG DEPTの雑貨エリアには、洋服やリード、バッグなどのワンちゃんグッズも豊富に揃っているので、カフェに寄りがてら愛犬と一緒にお買いものを楽しんでいく方も多いようです。
DOG DEPTのスタッフの方にお話を伺ったところ、
「洋服はシーズンに合わせてご用意しています。ワンちゃんに合ったコーデが知りたい!というときには、こんな感じでワンちゃんのぬいぐるみを使いながらトータルコーデをご提案させていただくこともあります」とのこと。
秋・冬っぽいコーデで可愛い!
「あとは、こんな感じでパーカーやシャツにワンちゃんとのお揃いコーデを取り入れる方も。さり気なくお揃コーデにできるので人気のアイテムです」
秋・冬のお出かけやお散歩時にぴったりなカジュアルコーデを愛犬とお揃いに。それだけで気分が上がりそうです!
愛犬と一緒にゆったりとした時間をつくりたい、愛犬のお散歩ついでにお買いものも楽しみたいというときには、ぜひ「DOG DEPT」を訪れてみてください。可愛いワンちゃん仲間もできちゃうかも!
「可愛い!」が止まらない動物たちですが、人の飼い方ひとつでペットは幸せにも不幸せにもなるもの。よく知らないままに飼ってしまい、最期まで可愛がることができなくなってしまった……という人も少なくはないんです。
不幸な動物を生まない社会をつくりたい、そのためにも正しい飼い方を多くの方に啓発したい、そんな想いからスタートしたのが、レイクタウンmoriの「ペテモ」のなかにある「ライフハウス」さんです。全国の商業施設内に保護犬・保護猫の譲渡施設を構え、地域行政と連携することで、ワンちゃん・猫ちゃんに新しい家族を見つける活動をされています。 ※全国に8店舗展開中
「あえて商業施設内に譲渡施設を設けているのは、多くの人に保護犬の現状を見ていただきたいから。『なぜ、こうなってしまったのか』を、保護犬を目の当たりにした方に考えてもらえたらと思っています」
そう語ってくれたのは、ライフハウスを担当している柘植さん。
「以前に比べて減ってきたとはいえ、今も2万頭近くの保護犬たちが殺処分されています。保護犬を救うだけではなく、そもそも保健所に入るワンちゃんを減らさなければ社会は変わっていかない─。そう考え、根本からこの問題を解決するためにも飼い主さんたちのモラルを高めることを意識した活動をしています。
ワンちゃんの場合、お家から脱走してしまい、そのまま飼い主不明で保護されるケースが多いです。適正飼育をしっかりするのはもちろん、迷子札やマイクロチップを付けるといったことも飼い主さんの重要な役割です」
適正な飼育をすることが、ワンちゃんたちの幸せ、そしてそのワンちゃんと触れ合う飼い主さんの幸せにもつながっていくもの。ワンちゃん、猫ちゃん、ブタさんなどをペットとして家族に迎え入れるからには、ともに歩んでいくパートナーとして、しっかりとお世話をしていく責任感が必要だと改めて感じさせられました。「なぜ、ペットを飼うのか」を今一度考えたいですよね。
現在、レイクタウンのライフハウスでお世話しているのは、マキトくんとみさかちゃんという2頭のワンちゃん(レイクタウン店で扱っているのは保護犬のみ)。保健所に保護される前は野犬だったそうです。
2頭をお世話するスタッフさんに伺ったところ
「今いる2頭は人懐っこい性格ですが、なかには人間不信の子も。警戒心が強い子はなかなか触らせてくれないので、譲渡にも時間がかかります。
また、保護犬を世話するうえで難しいのは、その子たちの背景がわからないということ。過去のトラウマで、何気ない行動でもふとした瞬間に『怖い』というスイッチが入ってしまうこともありますから、そのあたりは常に意識して接するように心がけています」とお話ししてくれました。保護犬ならではの心のケアやしつけも大切になってくるようです。ライフハウスのスタッフさんたちは交代制で保護犬のお世話にあたっているそうです。大変なこともありますが、それでもこの仕事にやりがいを感じているのは、やはり動物が好きという気持ちがあるから。
「動物が好きでこの世界に入ってきたので、不幸な動物は減らしたいですね。大変なこともありますが、保護・譲渡活動に携われるということはやりがいになっています」
ワンちゃんによっても譲渡までの時間は異なりますが、怖がりのワンちゃんの飼い主となることを希望される方には月に何度か来てもらい、徐々に慣らしていくこともあるのだそう。その間にワンちゃんたちが現状抱えている病気やトラウマ、今後も継続的に必要となる治療などについて包み隠さず話していきます。それによって、しっかりとワンちゃんに対する理解を深めてもらっているのだとか。
「譲渡後も連絡をくれる飼い主さんが多く、『すごく良い子にしていますよ〜』なんていう言葉をもらったときには嬉しいですね」
ライフハウスでは常時セカンドパートナーさまを募集しています!気になる方は、是非猫ちゃんたちに会いに行ってみてくださいね。もちろん、保護猫のことを知りたいという方も大歓迎です!皆さまのご来店お待ちしております。
※2023年7月7日より、「保護犬」から「保護猫」の譲渡活動に変更しております。