Meet@LakeTown Web Magazine

AEON Lake Town × SDGs & ECO
VOL.24

未来を変えるアクションにチャレンジ!
お客さまと一緒に始める小さな革命

SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、レイクタウンでは太陽光発電や壁面緑化、バリアフリーなど、環境や人に優しい取り組みを行っています。毎年9月には、みんなで未来について考える「イオンモールのSDGsフェス」を開催。今回は、レイクタウンの店舗を訪ね、各ショップのSDGsの取り組みをご紹介します。

買い物を楽しみながら世界に貢献/LUSH(ラッシュ)

イギリス発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ」は、「地球をよりみずみずしく、豊かな状態で次世代に残す」をミッションに掲げ、SDGsが採択される前から、環境や人権、動物愛護など、さまざまな取り組みをしてきました。スタッフの佐藤さんに、お店での取り組みを伺いました。

佐藤 陽帆さん

佐藤 陽帆さん/ラッシュ歴7年
アルバイトとしてラッシュで働き始め、商品や労働環境、企業理念に共感し正社員に。自分の買い物が世の中のためになればと、環境や動物に配慮したコスメを選ぶようにしている。

カラフルなアイテムが並ぶ店内。壁にはラッシュからのメッセージが掲げられている。

佐藤さん
ラッシュで特徴的なのが、ネイキッドアイテムと呼ばれるパッケージレスで、裸のまま販売するスタイル。お店の近くを通ると、甘く、フレッシュな香りがするのもそれが理由です。7、8年ほど前からスタートし、現在は66%の商品がパッケージレスになり、ゴミの削減につながっています。

固形石鹸は、100g単位での量り売りに対応。使い切れる分だけ買うことで環境に優しいだけでなく、さまざまな香りやデザインを楽しめるとお客さまからも好評。

他にも、「BRING IT BACK」という循環型容器返却プログラムがあり、対象容器5つとフレッシュフェイスマスクの交換か、対象容器1つにつき30円を会計時に利用できます。回収した容器は、埼玉県にあるプラスチック工場でリサイクルし、再び容器として生まれ変わります。お客さまにとってもお得で、自然とSDGsに参加できる仕組みです。

資源を可能な限り使用し続けることを目的にした循環型容器返却プログラム「BRING IT BACK」。2025年までに容器返却率50%達成を目指している。

ラッシュでは、原材料にも配慮した商品づくりをしています。例えば、バスボムに使われるラメは、一般的にプラスチックが使われることが多く、ゴミとして海に流れ着き、魚が間違って食べて死んでしまうなど、海洋汚染の原因になっています。この問題を解決するため、ラッシュでは海藻や鉱物などの天然由来のラメを採用。魚が食べても安全ですし、海を汚す心配もありません。

2007年には、自然環境の保護、動物の権利擁護、人権擁護・人道支援・復興支援といった社会問題の根本解決に取り組む草の根団体の活動を応援する「チャリティポット」を設立しました。対象商品を買うと、消費税を除いた売上げの全額が寄付されます。SDGsには興味があるけれど、何から始めていいか分からないという方はいかがでしょうか?

全身を保湿する固形タイプのボディローション「チャリティポット コイン」。ボディケアをすることで、世界をよりよくする団体の支援につながる。

佐藤さんのこと、もっと教えて!

  • 個人的に取り組まれているアクションを教えてください。
  • サイズアウトした子ども服や、自分で履くスニーカーをフリマサイトで売ったり、買ったりしています。家族のために作ったお弁当は、ペットボトルのリサイクル素材を使ったラッシュの風呂敷「ノットラップ」を使っています。
  • 行くとワクワクする「FUN to GO」な場所は?
  • コスメが好きなので、美容系のお店によく行きます。特に香りモノが好きで、お気に入りの香りで気分を上げています。
  • レイクタウンでおすすめのお店を教えてください。
  • 「THE BODY SHOP」さんで、フェアトレードなど、ラッシュと似たような取り組みをされています。それぞれのお店の特徴を知って、一緒によりよい世の中を応援できたらと思います。
  • 来店されるお客さまへ一言お願いします。
  • ハロウィーンやクリスマスに向け、アイテム数が充実し、店内がにぎやかになるシーズンを迎えます。楽しい、かわいいをきっかけに、SDGsにも興味を持っていただけたらうれしいです。

プラスチックを削減し、海を守る/サーティワンアイスクリーム

アメリカ生まれのアイスクリーム専門店「サーティワンアイスクリーム」が日本に上陸して、2023年で50周年を迎えました。「日常のちょっとした贅沢」をテーマにしたプレミアムなアイスは、今も変わらず多くの人に愛されています。店長の江上さんから、お店での取り組みについて教えていただきました。

江上 徹さん

江上 徹さん/サーティワンアイスクリーム歴8年
レイクタウンにある3店舗などを担当。全国に約1,200店あるサーティワンアイスクリームの中で、フードコート店は全国16位の売上げ(2023年9月18日現在)を誇る人気店。好きなフレーバーはキャラメルリボンと抹茶のダブル。

木目を基調とした上品で、モダンな雰囲気。

江上店長
サーティワンアイスクリームとしてさまざまな取り組みをしていますが、お店ではSDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」を掲げ、プラスチックの削減に取り組んでいます。2019年対比でプラスチックカトラリーを47t、14%削減することを目標にしています。

具体的には、お持ち帰りのお客さまにプラスチックスプーンが必要か、お聞きしています。最近では、「家にあるスプーンを使うから大丈夫ですよ」と言ってくださるお客さまも増えてきました。他にも、スプーンの軽量化や植物由来(バイオマス)プラスチックを30%使ったストローを導入するなど、少しでもプラスチックが削減できるようにしています。

持ち帰り商品についても、プラスチック容器から紙の容器に変更したり、バラエティボックスに使っていた6個入るプラ製の平ケースから個別の紙容器に変更したり。お客さまからは、「冷凍庫で保管しやすくなった」「お皿に移さず、そのまま食べられ便利」と高評価です。

飲食店ということもあり、フードロスも意識しています。アイスの作り間違いはもちろん、トッピングのホイップクリームを作りすぎないよう量を調整。また、残り少なくなったアイスボックスをカットして、新しいボックスに積み重ね、最後まで使い切るようにしています。

今年の6月にユニフォームが新しくなりました。これまで使っていたユニフォームを回収し、ドライアイスを扱う軍手に再利用する予定です。

江上店長のこと、もっと教えて!

  • 個人的に取り組まれているアクションを教えてください。
  • アイスを食べる時は紙カップでなく、スプーンが必要ないコーンを選んでいます。あと、サーティワンアイスクリームのエコバッグも販売していますので、よろしくお願いします(笑)
広げるとカラフルなアイスがちりばめられたデザインがかわいい。¥300(税込)
  • 行くとワクワクする「FUN to GO」な場所は?
  • 10年ほど前から、ゴルフにはまっています。ベストスコアは87、アベレージは95です。会社の人たちや妻のお父さんと行くことが多く、自然の中でプレイするのが気持ちいいですね。
  • レイクタウンでおすすめのお店を教えてください。
  • kazeにある「蕎麦きり みよた」。いつも行列ができる人気店で、かしわ天がついた「天もりせいろ」がお気に入り。
  • 来店されるお客さまへ一言お願いします。
  • 店名の由来は、1ヶ月(31日)、毎日違ったフレーバーのアイスクリームを楽しんでいただきたいとの思いから。31日目もどれにしようか迷えるように、32種類のアイスを用意しています。期間限定品もあるので、ぜひご来店ください!
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